英語の習得において、語彙力アップは避けて通れません。語彙数(単語数)を無料で計測できるサイトをいくつか試してみました。
Test Your Vocabulary
方式: 単語の意味を知っているかどうか自己判断でチェックをつけていく。
欠点: 問題が毎回変わる訳ではないので、短期間に何回も受けるのには適さない。
世界中で何十万人も受けているという語彙力テストで、研究用途で無料公開されているページです。2ステップあり、最初の40語で大まかなレベルを判定、そのレベルにより2ステップ目で細かな語彙数を測るためさらに80語ほどの診断をします。信頼性は結構高いでしょう。
研究成果をまとめたブログも興味深いです。
私の診断結果は 5,500語 でした。
Vocab Size Test: BNC Version
http://www.lextutor.ca/tests/
http://www.lextutor.ca/tests/levels/recognition/1_14k/
方式: 単語の意味を4択から選ぶ。全140問。
欠点: 問題が毎回同じなので、短期間に何回も受けるのには適さない。
BNC (British National Corpus) を元にしたテスト。BNCにはレベル1~14で各1000語の単語リスト、計14,000語が収録されています。このテストサイトでは、各レベル毎に10語、計140語の意味をテストします。選択肢も全て英語となっています。
全部を解くにはそれなりに時間もかかりますが、後半の難しい単語は全て飛ばせばいいので、語彙数が少ない人はそれほど時間もかからないでしょう。
私の診断結果は 5,800語 でした。
Weblio語彙力診断テスト
http://uwl.weblio.jp/vocab-index
方式: 単語の意味を5択 (4択 or “正解なし”) の中から選ぶ。全25問。
欠点: 問題数が少ないので、正確な語彙数の計測のためには複数回受けた方がよい。幸い、問題は毎回変わる。
ウェブ上で英単語の意味を調べるのに使ったことのある人も多いであろう Weblio の提供する語彙力診断テスト。選択肢が日本語なので取っつきやすいかもしれません。無料ですが、登録しないと、3回以上連続してテストを受けることはできません。一定時間(20分)経過すればまた受けられるようになりますが。
問題数が少ないので、正確な語彙数を調べたかったら、何回か受けて平均を取った方がいいでしょう。上記2サイトの診断単語数は120位ですので、Weblio の場合は5回くらいは受けた方がいいかも。
私の診断結果も結構ばらつきましたが、平均すれば 5,500語 でした。
まとめ
3つの無料で語彙数診断ができるサイトを紹介しました。私の診断結果は
Test Your Vocabulary | 5,500語 |
Vocab Size Test: BNC | 5,800語 |
Weblio語彙力診断テスト | 5,500語 (7回平均) |
という結果になりました。どれも似た語彙数となり、信頼性は高いでしょう。
前者2サイトは世界的にも超有名なサイトですが、テストの度に問題が変わるわけではないので、短期間に何度も受ける訳にはいきません。
Weblio で複数回診断し、その平均値で勉強の成果を定期的に測っていくのが良さそうです。