早起きの習慣化も第2ステップに入りました。さあて、どんな戦略で習慣化を実現していきましょうか。
まず、そもそも論なのですが、これまで色々なハウツー本を読んで早起きに挑戦しては失敗してきた私は、今回の早起き習慣化に当たって一つ決めたことがあります。巷にあるハウツーに頼ってばかりいるのではなく、自己分析から自分の行動パターンを科学的に分析し、自分に合ったやり方で、無理なく習慣化を達成していこう、ということです。
第1ステップの40日間では、早起きの目標は達成できなかったわけですが、早起きをしようと毎日意識して40日間に渡って生活できただけでも、意外と達成感があります。3日坊主で終わるよりはよほどマシです。またある意味、自分自身の行動パターンを正確に把握することに重要な意味があったと思っています。そして日々、睡眠や日中の行動などについて起床時刻との関連性の観点から行動を観察し、分析してみた結果、
- 1日の行動の達成感(気分)を上げていくことが、次の日の早起きにつながる。
- 早起きできたかどうかで一喜一憂せず、その日の行動を充実されることが先決。それこそが、急がば回れの早起き術。
という仮説を見出しました。
ハウツー本に書いてある、一般に受け入れられそうことばかりの内容とは異なり、これは私自身の行動の分析から出た結論なので、すんなりと自分の行動パターンに変化をもたらすことが可能なポイントとなるはずです。何といっても、すでに、自分がやっていることですから。
第2ステップの方針
今後1ヶ月は、次の2点に焦点を当ててみます。
- 行動記録、及びスケジュールを立てて行動する、という行動を徹底し、毎日達成感のある生活を送ることに注力する。
- 就寝時刻は23時目標。
まず1.について。毎日達成感を上げるように行動する、という目標は曖昧に聞こえるかもしれません。しかし私は日々の達成感を、あくまで自分の感覚ですが、10段階で数値化して記録することを習慣化していますので、その達成感得点を上げるように意識して行動する、ということになります。実はこれまでの分析から、スケジュールを立てて、こまめに行動を記録しながら生活すると、自然と達成感得点の1日の平均値も上がることがわかっています(ステップ1の40日間の分析では、行動記録数と1日平均達成感の間には r = 0.64 (p < 0.001) の相関係数を得ました)。やはり人間は、自分の行動を自分で管理し、主体的に生きることで、気分良く過ごせるということでしょうか。
そういう訳で、こまめに行動とその達成感を記録し、1日の達成感を上げることが第一の目標です。10段階の達成感得点で言えば、1日平均8〜9くらいで過ごせれば嬉しいです。
次は2.について。ステップ1の40日間では、前半20日は23時台の就寝目標が守れていましたが、後半20日で目標が22時台になるととたんに目標が達成できなくなってしまいました。さらには半分諦め感も生じて、26時就寝の日もできるなど相当ばらけていきました。10日ごとに30分ずつ就寝時刻を早めていくというのは少し無理があったのかもしれません。
ステップ2では、無理をせず、ゆーっくり、少しずつ自分の行動パターンを変えていこうと思います。取り敢えず1ヶ月間、23時就寝を目標にし、生活リズムを安定化させようと思います。